V STORY［池袋R[a:ru]］ 風俗求人 東京 風俗バイト

編／まずは、この業界に入ったきっかけを教えてください。

「きっかけは就職浪人です。学校では、絵を描く勉強をしていたんですけど、就職口って全然ないんですよね。他の人は、パソコンのスキルを身につけてデザイン事務所に就職したりしてたんですけど、私はパソコンじみたことに興味がなくて…アナログにかたよって頑張った結果、就職浪人に（笑）。」

編／「絵が描ける」って、確かに就活の武器にするには難しそうですね…。

「そうなんです。で、学生時代に『就職ヤバいかも』って思って、最悪の場合でもお金だけは稼げるように水商売の経験を積んでおこうとキャバクラで働いてみたんです。でも、全然私には合わなくって！」

編／どういうところが合わなかったんですか？

「キャバクラって、ギャルっぽくてノリのいい、ハデめな女の子がウケるんですよね。スラッとして、シャープな感じの。そこに私がいると、宇宙人扱いなんですよ（笑）。お客さんに『何で君こんなとこにいるの？』って聞かれちゃって。まだ、ウェーイ！って盛り上げられたら良かったんですけど、そういうテンションも持ち合わせていないので（笑）。」

編／それで水商売はあきらめた、と。

「はい。それで、案の定就職が決まらなかったので『ギャルじゃなくても大丈夫』って求人に書いてあったフーゾク業界に入ろうと思ったんです。でも、実は最初に体験入店したのはレズのお店だったんですよ。」

編／レズのお店？なんでまた？

「女性相手なら、扱うのは自分にも付いているモノだから、何とかなるんじゃないかな、と思ったんです。結局、普通に男性相手の系列店があるっていうお話を聞いて『そっちの方がお客さんがつきやすそうだな』って挑戦してみたんですけどね（笑）。」

編／挑戦してみて、大丈夫でした？

「男性のアソコは絶対ムリ！と思ってたけど、やってみたら意外と大丈夫なことが判明しまして（笑）。でも、その店は1日ずっといても1万5千円しか稼げなかったから、すぐにやめちゃいましたけど。」

編／で、今はこのお店に落ち着いて半年経った、と。

「そうですね。ここはネットで検索して探したんですけど、多い時は1日10万円くらい稼げるし、ヒマな時は男性スタッフの乳首をいじってからかって遊んでます（笑）。とにかく居心地がすごくいいんです。」

編／乳首をいじるって…。

「気さくなスタッフさんばかりだから『やめてー！』とか、いい反応をする人のところに行ってからかってますね（笑）。あと、個室シャワーなのがいいです。個室の外にシャワーのあるお店って、他のお客さんと会わないように『通りまーす！』とか確認するんでしょ？面倒くさいし、シャワー待ちの時とか、洗ってない手で触られたりしたらイヤだなと思って。」

編／今は、前のお店と比べて、居心地が良くて稼げる環境なんですね。女性同士はお話したりします？

「個室待機なのであまり話す機会はないんですけど、すれ違った時に普通に世間話はしますね。かげ口とか聞いたことないし、妬み嫉み恨み（笑）みたいなものはないと思います。」

編／ちなみに、かなり稼いでいるということですが、お給料は何に使ってるんでしょう？

「マンガと貯金です。私、アニメは観ずにマンガばっかり読んでいるオタクなんですよ。最近、マンガが1,000冊を超えちゃって…。処分方法を考えているところです。地震が来たら死ぬな、と（笑）。」

編／1,000冊ぐらいなら全然大丈夫。うちなんか小説が10,000冊ありますから。作業机と台所と寝床以外、すべて本（笑）。

「こ、こわいよぉー！そんな風になったらどうしよう！…そこまでになる前に処分するか、引っ越すか考えてみます（笑）」

編／そうですね、広い部屋とかに♪えー、それでは最後にひとことお願いします。

「最初は不安もありましたけど、いろいろなお客さんに話を聞けるので、今は楽しい職業だなって私は思っています。ガッツリ稼ぎたい方も、ちょっとだけ興味があるくらいの方にも、いい経験になると思いますよ(^^)」

編／ありがとうございました。