ネットで流れている「風俗」や「夜の町」界隈の気になったニュースをご紹介。
せっかくなので、初回は高尚に(!?)「性風俗産業」にまつわる本屋さんのお話。
“親にも言えぬ若い娘の性の悩み” 遊郭専門「カストリ書房」
https://abematimes.com/posts/2197701?categoryIds=70273
東京の吉原(よしわら)といえば、時代劇にも出てくる、言わずと知れた風俗街。
江戸時代の遊郭から、今に至るまで、そこは男性のパラダイス。
その吉原の伏見通りに、弱冠39歳の店主が作ったのが「カストリ書房」さん。
もともと「カストリ」というのは、第2次世界大戦終戦後の日本で、粗悪な紙にエロ、グロな記事が書かれた雑誌のことで、カストリ雑誌といわれていたことから、恐らくこの書店名。まぁわかる人にはわかるってことか。(カストリ酒ってのもあって、これもまた終戦後の粗悪な密造酒のこと。)まぁ、大衆の、っていう感じかな?
2016年に開店したという「カストリ書房」。もともと編集者の人だったのかと思いきや、趣味が高じて自分で書店を作られたとか。そして販売だけでなく、遊郭関係の本を出版する出版社も作ったとか。本気でこの文化を伝承しようという気持ちが伝わる。
なんでこんな本屋さんを作ったかというと、実際に各地の遊郭はもう数えるほどしか残っておらず、遊郭をリアルに知っている世代が居なくなってしまうので、文化としての日本の遊郭の記録を残しておきたいという気持ちからだったとか。
様々なイベントも開催されていて、たいへん興味深い。

昨年だったか、東京や京都で開催された「春画展」の記事やニュースをご覧になった事がある人も多いと思うが、これ、蓋を開けてみればなんと女性客が6割ぐらいだったと聞く。開けっぴろげな春画には、エロスはあっても下世話な下心がないと評した人もいた。それに共通するものがあると思ったらやはり、春画展と同じく、「カストリ書房」さんにも女性客が多いそうだ。これまた先ほどの春画展と同じく、20代、30代の女性が6割、と。
なかなか女性が「性風俗の歴史が知りたい」と知的好奇心が動かされても、一般の書店でそれらの本を探すのは苦労するだろう。しかし、ここに来れば、遊郭に関する本や、昭和40年代のいわゆるエロ本の描き文字を紹介した本など、他の書店では手に入らない本が沢山ある。

これらの文字って、成人映画をかけている映画館の前に貼ってあったポスターでよく見てた気が・・・。
性風俗そのものが、日本の文化だと思うし、わざわざ吉原の交番の近くにこんな店を建てた人にも、お店にも興味がわいてくる。
ちょっと今回はおカタいめの記事になったが、次回もまた、気になる風俗関係のニュースを紹介していきます。




















