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  乙音奈々インタビュー
ゼロサムプロダクション所属
乙音奈々さん 20才
店舗紹介
 
 
ヴィガー読者の女性には実感しにくいと思うが、いまAVモデルといえばグラドルに匹敵する男性の支持を受けている。ネットでは「アイドルよりAV女優の方がカワイイ時代」との書き込みまで見受けられる。AV、雑誌のグラビアはもちろん、テレビ・映画にも次々と進出しているといえばわかりやすいだろうか。
広く顔が知られてしまうアダルトビデオという媒体に出演しようという女性は多くはないだろう。しかしながら、求人誌の応募からアイドルになれる可能性。夢を叶えることの出来る近道ともなりうるジャンルなのである。
今回は、そんな女の子の一人、乙音奈々(おとねなな)さんに話を聞いてきた。
 
クリっとした目が印象的。さすがに売れっ子さんはキレイだなあとちょっと緊張するが、いざインタビューが始まってしゃべり始めると、元気に大きな声で話すしとても明るくて気さく。扉を押さえてくれたりとか、普通の気配りができる普通の女の子だった。
 
■思い立ったその日のうちには面接受けてた

――AVの仕事を始めようと思ったきっかけは?

もうなんか突発的なんですよ。
喫茶店の店員をやってたんですけど、毎日同じ事ばっかじゃないですか。ある日休みだったんですよ、1日。そのときに何もすることがなくって、そのときに「毎日何やってるんだろう」って急に考えちゃったみたいな。

――人間下手に休みとかあると余計なこと考えちゃいますよね。

そうそう(笑)。この仕事なら毎日違うことできるかなって、思ったその日のうちに面接に行って、みたいな感じだったんですよ。もう本当に勢いでしたね。コンビニで求人誌を買ってプロダクションに電話していました。

 
■採用しますとはいまだに言われてない

――面接とかあったんですか?

面接は家の近くまで事務所の人たちが来てくれたんですけど、その日は土曜日かなんかで、休みの日だったんですよ。みなさん私服で来て。「だいじょうぶかな?」って(笑)。面接用紙も持ってなかったんですよ。カメラも持ってないし。
写真撮らなきゃいけないけどカメラがないって事になって。ある出版社に車で連れていかれてそこで写真撮って、みたいな。

――そこでスタッフの方とお話しされたと思うんですが、どんな印象でしたか?

仕事内容とかも詳しく聞いても想像が出来なかったんですよ。話は聞いてもまだよく分からないみたいな。それでもスタッフの人たちと話をしてみて、この人達となら出来そうだなと思って。写真を撮りに行った出版社の方も事務所の人には頭を下げたりしてたんで、信用してもいいかなって思いました。

――まあともかくそうやって面接して、その場で採用します、と言われたんですか?

う〜ん…「採用します」とは言われてない(笑)

――えっ?そのまま今日に至る、みたいな?

はい。

 
■ポーズは腰を入れて

――初仕事はどうでしたか?

大変でしたね。初仕事はグラビアだったんですけど、ポーズをどうするかっていう。何したらいいの?というのが困ったんですけど、周りの人たちが助けてくれたんで楽しかったですね。「こんな決めポーズで」とか「腰を入れて!」
とか。

――なんか違う訓練みたいですね(笑)。ポーズはいまはもうとれるように?

いや、いまでもダメ(笑)。

 
 
もう突発的に、この仕事なら 毎日いろんなことできるかなって。

編集のわがままで、急遽屋外の撮影をお願いする。この取材の後にも仕事があったのだが、事務所の方と相談して、時間に若干の余裕があるとのことで快く引き受けてくれた。
あいにく外は曇り空でしかもすごい強風。寒いし髪は乱れるしで大変だったけど、笑顔でがんばってくれた。人通りの多い街中の撮影だったが、カメラのファインダーを覗くともうプロの表情だった。
 
■トークは発展途上

――グラビアとかビデオ撮影とかの他にお仕事ってあるんですか?

他ですか?えーっと、テレビの番組。スカパーの番組をやっているんですけど、難しいですね。いくつかやってるんですけどいまやってるのは「乙音の部屋」といって、お笑いの「ずん」さんと3人でやっています。ゲストに他のAV女優さんを呼んでトークする番組なんですけど、トークが難しくって。「えっ、いつしゃべっていいの?」みたいな。

――トークっていきなりハードル高いですね。

聞かれればしゃべれるんですけど、誰かが話してると私聞いちゃうんですよ。だからトークに入り込もうとしなかったんですよ、今までは全然。まだちょっと自信がない。でもトークは楽しいですよ。

 
■「わっバレたか」

――それまで普通にアルバイトとかやっていたのに今ではそうやって番組をやったり、検索とかでもすごい件数出てきたりするじゃないですか。そういう有名になったとか実感はありますか?

えっ?ぜんぜんないです。

――そうですか?街中で「あ乙音奈々じゃん」とかそういうのは?

ないです。まだまだこれからですね(笑)。
生活も特に変わらずなんですよ。友達にちょっと「(AV)やってるでしょ」みたいな連絡はよく来る(笑)わざわざ写メール送ってきた人とかいますからね。
その時は「わっバレたか」と思って言っちゃいますね、「やってるよ」って。でも相手から言われない限り自分からは言わない。

――じゃあ単体の女優さんだからってそんなにバレるというものでもない?

そうですね。バレたのは友達の5分の1ぐらいで。少数。
 
■2日目が恐いお仕事

――このお仕事やってて良かったなあという事は何ですか?

いろんなところに行けます。地方とか、温泉とか。海外にも行けます。バリに2回行ったんですけど、長い方は1週間ぐらい行ってました。

――逆に困った事は?

朝が早いです。すっごい朝が起きれるか不安になります。普通のグラビアも早いんですけど、ビデオ撮影ってだいたいは2日間で、1日目の撮影は起きれるんですよ。でも2日目の朝が恐いですね。前の日の仕事で夜帰ってくるのが結構遅かったりするんですよ。で、朝早いから…。未だにそこはちょっと不安ですね。

――今後の目標とかありますか?

特にないんですけど、まだやったことのない仕事とかでもやっていきたいです。

 
 
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